【開催報告】伊勢丹立川店「SLEEP WELLNESS ~眠り・整う・癒す、すべてがここに~」での内村理事長講演
「睡眠から、人と社会を健やかに。」をキャッチフレーズに、睡眠に関する科学的根拠に基づいた情報の提供と具体的な施策の提案を行うことで、人々の睡眠を、より良いものにし、人と社会を健やかにしていくための活動を推進する一般社団法人日本睡眠協会(理事長:内村直尚、東京都文京区本郷、以下「JSLEEP」)は、賛助会員である株式会社ジンズ(以下「JINS」)様の睡眠をめぐる社会課題解決に向けた取り組み「寝る育(R)」の一環として、伊勢丹立川店にて開催された「SLEEP WELLNESS ~眠り・整う・癒す、すべてがここに~」【期間:2026年7月18日(土) ~ 2026年7月26日(日)】において、同社と共同で2026年7月25日(土)にイベントを開催し、内村直尚理事長が「子どもの睡眠と心身の成長、学習との関係~「睡眠障害の標榜」が子どもの未来を守る~」と題してお話をさせていただきました。概要以下のとおりです。
(内村理事長講演概要)
睡眠は、こころと脳・身体の休養や疲労回復、ストレスの緩和、体温の調整、成長ホルモンの分泌、免疫機能の向上、記憶の固定など、子どもの心身の発達に欠かせない多くの役割を担っている。中でも記憶を司る海馬は、睡眠時間が長い子どもほど大きく育つことが分かっており、海馬の発達は学習力・記憶力・集中力・運動能力・創造力の向上につながる。学習後にしっかり眠ることで記憶が定着しやすくなるという「ジェンキンスの法則」があり、「覚えたら寝る」ことは効率がよい。
一方、睡眠不足は子どもの行動や発達に悪影響を及ぼす。就寝時刻が遅い子どもほど、じっとしていられない、集中力を維持できないといったADHD様の症状が出やすく、実際には睡眠不足が原因であるにもかかわらず発達障害と誤診されている恐れもある。睡眠不足により前頭前野の働きが低下すると、記憶や学習、意欲、集中力、感情・行動の制御にも影響が及ぶ。
体内リズムと光の関係について、朝の強い光は体内時計をリセットして朝型化を促す一方、夜の光、特にスマートフォンなどが発するブルーライトは体内時計を後退させ夜型化を招く。子どもは大人よりも光の影響を受けやすい。休日の朝寝坊による生活リズムのずれは、平日の日中の眠気や学業成績の低下にもつながる。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づき、小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間確保が推奨されている。あわせて、起床後から日中にかけて太陽の光を浴びる、朝食をしっかり摂る、就寝前のデジタル機器の使用を控えるといった点に生活習慣上注意してほしい。
最後に、日本睡眠学会が厚生労働省に提出した「標榜診療科名についての要望」について、これまで睡眠に悩みがあって病院に相談しようと思っても専門的な受診先が分かりにくいといった課題があった。6月以降「睡眠障害内科」「睡眠障害小児科」といった標榜を可能になり、子どもを含む国民が睡眠の問題について早期に適切な医療機関を受診できるようになり、子どもたちの健やかな成長を守ることにつながる。
【協会概要】
一般社団法人日本睡眠協会
理事長 内村直尚
設立日:2023年7月20日
事務所所在地:東京都文京区本郷六丁目25番14号宗文館ビル3階
HP :https://jsleep.org/
X(旧Twitter): https://x.com/jsleeporg
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本件に関するお問い合わせ先
日本睡眠協会事務局 contact@jsleep.org

